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「村上水軍」の末裔たち… 
不順だった天候のせいもあって、夏らしさを感じることもなく、忙しさに追わるれる日々を過ごす。気づいてみたら、焚き火小屋のまわりの風景は、もうまったく秋の初めの気配が濃厚だ。おばあさんの畑の「クヨシ(畑の草などを天日に乾燥させて焚く美しい田園の点景…)」の煙りの匂いまでが、数日前のそれとは全然ちがう。

そんな秋の気配に、似つかわしくはないのだが、この夏に出会えた、もっとも嬉しい「夏らしいこと!。」について書き残しておきたいと思う。

だが、しかし、この出会いは、いわゆる「直接的なこと」ではない。

このブログをはじめて、そろそろ2ヶ月あまりになる。そして、嬉しいことに「リンク」を張らせていただける方が数人できた。その一人に、広島県尾道市因島に住まいする方がおられるのだが、先月の終わりに、この方のブログに「海まつり」と題された記事が4本まとめてアップされていた。「小早レース」という「因島の夏まつり」の様子が沢山の写真とともに上げられていたのだが、これが凄かった!。

「凄い!」という言葉は、少しおかしいかも知れない。しかし、美しいというのも、なんだか変だし、もの足りない…!?。

モニターを横からのぞいていた少年が「すごい!すごい!!すっげぇーー…!!ぼくもやりてぇー!!。」と、吠えていたが、まったく、これに同感だった!!。

瀬戸内ならではの美しい風景の中に、「村上水軍」の栄光とダイナミズムが躍動していた。「小早」は、村上水軍が瀬戸内海で操った伝令船だそうだ。レースでは、船頭、太鼓打ち、こぎ手14人の計16人が乗り込み、1キロを周回して速さを競うのだそうだが、子どもたちから大人まで、こぎ手たちが力強い太鼓の音に合わせ、体全体で懸命に「櫂(かい)」を漕ぐようすが伝わってきた。

美しいと思った!。そして、凄いことだと…!!。

隠岐の玉若酢神社に古典相撲がある。これは毎年定期的に行われるものではなく、何か特別なことがあったときに、それを記念して開催される。当然、古典相撲の力士に選ばれることは大変な名誉だそうだが、この古典相撲の本当の凄さは、その「名誉」レベルの話ではない。

対戦相手とは2番勝負をする。そして、最初に勝った者は次の1番では相手に勝利を譲るのだそうだ。古典相撲は、玉若酢神社の奉納相撲である。当然、勝負は真剣なのだが、一つの島にともに暮らすに後々に禍根を残さないようにという、この島に暮らした、その先人たちの知恵こそが思われる。

つまり、人と人との繋がりがそれだけ濃くて、しかも、「共同」と「協調」こそがもっとも大切なモノとされる、隠岐ならではの「特有の文化なのだ」と考えていたのだが…。

しかし、どうだ!。

写真には、「土生中常磐魂」など、ここをふるさとに持つ者なら、その「誇り」を、こころの底から揺さぶられるだろう文字と本当の「豊かさ」に満ちた子どもたちから大人まで大勢の人々の笑顔があふれていた!。

「… 因島は来島、能島とともに村上水軍の本拠地でした。関ヶ原の合戦で毛利が敗れた後、村上家は山口県に所領をもらい、多くの家臣は土着化しました。水軍はそこで解散したのでしょうけど、大海原に出て行く颯爽とした心意気は脈絡と伝えられているようです。今ある小早レースは、17年前に大崎上島に伝わる回伝馬レースから教えを請うたそうです。小早に出会えた私も魅せられています。子ども達の体験の一つにこれはすばらしいものだと。…」

「凄いです!」と入れたコメントに、このコメントが返ってきた。つまり、このダイナミックな文化の「ルーツ」がである。

隠岐の玉若酢神社の古典相撲もそうだが、なぜ「島」には、これほどに凄いものが残り、伝えられるのだろうと思えてならない!。

若いころから、ライフワークだった登山や出張が当たり前だった仕事もあって、ずいぶんと全国を歩いてきた。そして、自然やこうした社会科学的な文化に多少の興味も持っていたから、それらを、さまざまに見てきたつもりだ。しかし、島全体が一つになるようなそれを、わたしは他に知らない。

いたずらに観光化などされることなく、この島に生まれ育つ子どもたちの「誇り」と、その「ルーツ」のためにこそ、こうした文化が大切に伝承されて欲しいものだなどと他所者が言えば、「無礼だ!」とのそしりをまぬがれないのかも知れない。

しかし…!。

最後の写真の人物は「因島高校女子」チームの船頭さんをされた方だそうだ。どうだ、「これが「村上水軍」の『男』だろう!。」と言っても、誰にも異論などないだろう。

こうした大人を、そばに感じつつ育つ恵まれた子どもたちが、現在のこの国にどれほどいるのだろうかと考える。

コメントの最後に「7月、8月は日曜日に「体験小早」というものがあり、誰でも乗ることができます。」とあった。できたら来年は、しまね自然の学校の子どもたちとともに、ぜひ、体験にお邪魔したいと企てている。

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※写真はすべて「因島探訪2」の管理をされるkumahabuさまにお願いして嬉しいお許しをいただき、感謝しつつここに掲載させていただいた。
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本当だ。 
すごい。日付を入れるのが大変だったので驚きです。
編集してみます。

今のrecordの画面は、どうですか?
これだと、画像と文字が一緒になるのですが
見やすいと思いますが、どうでしょう?(まだ、訂正していませんが・・)

secret

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